アットジーピー利用者の50%は精神に障がいを持つ人

      2020/10/16

依然として障害者の雇用で有利なのは身体障害者だと言われいます。

しかし2018年4月の障害者雇用促進法の改正で障害者雇用義務の対象として精神障害者が加わったことで変わってくるんじゃないでしょうか。

障害者雇用率の算定も短時間労働者である精神障害者(※)をこれまで0.5人としていたのを1人に改正しました。
この事も精神障害者雇用の増加にプラスになりますよね。
(※)1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満である方

障害者向け転職エージェントとしては大手のアットジーピーも精神障害、知的障害の人に幅広く対応しています。
今回の記事では、アットジーピーの利用者数をみてもそれがわかるという事をデータを元に紹介していきます。

精神障害者の雇用率は増加している

 

2018年4月の障害者雇用促進法の改正によって変わった点は次の三つ。

  • 法廷雇用率の引き上げ(民間企業で2.0%から2.2%へ)
  • 正式に精神障害者が雇用義務対象になった。
  • 精神障害者の障害者雇用率の算定をこれまで0.5人としていたのを1人に改正

これまで圧倒的に精神障害者の雇用者数は少ないと言われてきました。

この改正によってどれほど変わっていくのでしょうか。

「うちの会社では障害者を3人雇用していて障害者雇用率を満たしています」という場合、身体障害者なら3人だけど精神障害者だと6人雇用していないとそうならない、という算定方法をとっていた。

 

全体的な雇用数

2017年度の民間企業の障害者の雇用者数は約50万人(49万5,795人)。
これは14年連続で増加しています。

そのうちわけは

精神障害者 約5万人が雇用
知的障害者 約11万人が雇用
身体障害者 約33万人が雇用

精神障害者の雇用者数はまだまだ少ないですね。

前年比の増加率

しかし前年度から比べてみると

精神障害者 19.1%増
知的障害者 7.2%増
身体障害者 1.8%増

精神障害者の雇用数の伸び率は半端ないです。

2018年4月の改正を受けてこの動きは加速していくはずです。

 

アットジーピー利用者の割合

たしかに精神障害者の雇用数の伸び率は大きかったんですが、全体的な障害者雇用者数は依然として身体障害者が圧倒的に多いのは変わりません。

となるとアットジーピー のような転職エージェントの利用者も身体障害者が多いと思いますよね。

だけど次のグラフを見てください。

障害別利用者の割合

知的障害2%
身体障害48%
精神障害50%

なんと精神障害者の利用者が全体の50%を占めていたんです。

精神障害の症状別割合

そして症状別ではうつ・躁鬱の人が35%と一番多く利用しています。

 

アットジーピーの対応状況

 

アットジーピーは転職エージェントなので登録すれば専任のアドバイザーがついて希望する条件にあった企業の求人を紹介してくれます。

しかしホームページ上で自分で求人検索も出来るようになっています。

障害別、年齢別など色々な条件で検索出来るのですが精神障害の症状別にも細かく絞り込んで検索出来るようになってますね。

うつ病 双極性障害Ⅰ型(躁うつ)
双極性障害Ⅱ型(躁うつ)
気分変調障害
自閉症スペクトラム障害(ASD)
注意欠如・多動性障害(ADHD)
限局性学習障害(学習障害/LD)
統合失調症
統合失調感情障害
てんかん
社会不安障害
パニック障害
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
強迫性障害(強迫神経症)
適応障害

これらを検索条件として絞り込み検索が出来るようになっていますね。

 

アットジーピーは転職エージェントだけでなく発達障害者の就労支援サービスも運営している。

リンクビー




アットジーピーを運営するゼネラルパートナーズが運営する発達障害専門の就労支援サービスが「リンクビー」です。

リンクビーは自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、ADHD、LDなど発達障がいの方向けに専門特化した就職支援サービス。

実践的な職業トレーニング

実際の職場とおなじようにシュミレーションをして、どんな仕事が向いているのかを探していきます。

コミュニケーションスキルの習得

実際の職場とおなじようにシュミレーションを通して仕事に必要なコミュニケーションスキルの習得をしていきます。

企業ネットワーク

アットジーピー ならではの企業とのパイプを使い発達障害に理解のある企業を発掘します。

就職サポート

応募企業の選択、応募書類の添削や面接の練習などのほか各支援機構と連携をして入社後のサポートも万全。

費用

収入の状況により、無料の場合と自己負担が発生する場合がある。
現状では利用者の9割以上の方は無料で利用している。

利用期間

就職が決まった時点で卒業。
就労支援施設なので最長で2年まで利用可能。

補足

障害者手帳がなくてもリンクビー自体は利用は出来るが障害者枠で企業に就職をするとなると手帳は必要になる。

公式サイト→【リンクビー】

まとめ

障害者雇用促進法の改正があってもやはり障害者雇用のメインは身体障害者で、精神障害者の求人はまだまだ少ないと言われる中、アットジーピーを利用する半分の人は精神障害の人たちだったという事をお伝えしました。

 

補足:アットジーピーのような転職エージェントはつかえない?

「アットジーピー に登録しても連絡が来ない。精神障害者だからか?」などとネガティブな意見もネットでは見られます。

ツイッターなどの口コミを見ていても「転職エージェントに登録したのに紹介する求人はないと言われた。ばかにしているのだろうか?」
といったような声も聞こえて来ます。

でも転職エージェントを使って就職活動をするのはやはり有効的な手段と思うんですよね。

転職エージェントに登録しても希望する年収や勤務地に見合う求人がない事は当然あり得ます。

しかし転職エージェントの仕事は「仕事を探す人」と「人材を探す企業」とをマッチングさせることです。
双方の条件が合わなければ求人紹介ということには当然なりません。

そのため年収や勤務地などかなり譲歩したとしても、残念ですが紹介できる求人がないと言われる事はあるんです。

「就労は出来ない」などと医師から診断されているわけでなければ法廷雇用率の引き上げや精神障害の雇用義務を受けて仕事先は増えるはずですので、くじけずに就職活動をがんばってください。

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以上「アットジーピー利用者の50%は精神に障がいを持つ人」という記事でした。
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