障害者手帳のカード化、手に出来るのはまだまだみたいです

   

障害者手帳をこれまでの紙の手帳からカードにする動きが本格化してきました。

これまでの紙の手帳は、サイズ的にかさばる、持ち歩きにくい、汚れやすい、などデメリットを感じている人が多かったようです。

保険証も以前は紙の保険証でしたよね。
カードになってやっぱり持ち歩きやすいし汚れにくくなって使いやすくなりました。

障害者手帳もカードになった方が使いやすい、さっそく作りたいと思いますよね。
でも・・・

実際に手にするにはまだまだ時間がかかるみたいなんです。今回は障害者手帳のカード化に関連する動きを調べてみました。

障害者手帳のカード化はいつから始まる?

政府の発表としては2019年4月1日に省令が改正になって「紙製の手帳にかわりカード型の障害者手帳の発行を認める」ということになったんです。

これはニュースにもなって、期待をしていた人も多かったんですよね。


だいたいイメージとしてはこんな感じになるそうですよ。

サイズはこんな感じです。

画像引用元:https://kaigonews.joint-kaigo.com/article-10/pg416.html

実際に手に入るのはいつになるのか

確かに法律では障害者手帳のカード化が認められたのだけど、実際に発行するのは各都道府県の自治体。

申請して申し込んだらカードの障害者手帳が手に入るのかというと・・・

引用元:https://ameblo.jp/raibowcat/entry-12454186986.html
2019-04-15
久しぶりに市役所に行ってきた七色ニャンコです
今年度から障害者手帳が『カード化される』というニュースを見たので確認してきました。
解答は…
「まだ何も決まってない」でした(笑)

各自治体ではいまだ検討状態なんです。

カードの障害者手帳の申請・手続きをしようにもまだどの自治体でも検討段階。
実際に作れるところはまだないんですよ。

各自治体のホームページで「障害者手帳 カード化」で検索しても
東京都:記述なし
埼玉県:記述なし
横浜市:記述なし
愛知県:記述なし
大阪市:
障がい者手帳のカード化導入にあたっては、システム改修などの検討材料も多く、十分な検討期間が必要となります。
そのため、現在のところ、実施時期は未定です
今後、障がい者手帳のカード化に係る本市の方針や実施の時期などが決まりましたら、当ホームページにて、お知らせ予定です。

という結果です。
なんか大阪市以外は言及している箇所さえないという寂しい状況になっています。


このように自治体に問い合わせている人はいるのに全然進んでない状況です。

障害者手帳カード化の問題点

現状ではどこの自治体でもカードの障害者手帳を発行してはいない。

ただ政府がカードの障害者手帳の発行を認可し、その概要を発表しただけなんですね。

ICチップは搭載されず

その障害者手帳のカード化概要について気になる点はICチップが搭載されない事。

ICチップが搭載されればICカードとしての機能に期待が出来て、公共交通機関のICカードとして使えたり、マイナンバーカードとの統合とか色々展開が予想されたんですが、だめだったですね。

交通期間の障害者割引、IC化は関西が先

現状でJR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」で障害者割引を受けるには、わざわざ降車駅の改札窓口で駅員に障害者手帳を提示しなければいけないんです。
関東の私鉄・バス事業者でつくる「PASMO(パスモ)」でもそれは同じです。

しかし関西では障害者と介護者用のプリペイド式ICカードはすでに存在している。
「障害者用スルッとKANSAI ICカード」
このICカードだと自動的に障害者割引料金が適用された金額が引き落としになる。
電車やバスに乗るときにいちいち障害者手帳を見せなくていいのです。

https://www.surutto.com/tkwric/
カードの障害者手帳は関西の方が先に手に入るようになるかも知れないですね。

マイナンバーの動き

マイナンバーも動きが出ていますよ。

政府発表によるとマイナンバーカードとハローワークカード※1など各種証明書、さらには障害者手帳やお薬手帳※2などを一体化する案を出しています。

※1ハローワークで求人紹介や雇用保険の手続きなどをするときに必要なカード
※2薬局で処方薬をもらった記録。

2021年中にも統合するとのことでマイナンバーカード1枚を持ち歩けばなんでも出来てしまうのです。
確かにこれは便利。ぜひやってほしいです。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45649820U9A600C1MM0000/?n_cid=DSREA001
政府は6月4日、首相官邸でデジタル・ガバメント閣僚会議を開き、マイナンバーカードの普及に向けた総合的な対策を決めた。
2021年3月から健康保険証として使えるようにし、22年度中に全国のほぼすべての医療機関が対応するようシステムの整備を支援する。21年分の確定申告からはカードを使って簡単に医療費控除の手続きもできるようにする。

 

スマホに取り込める形にはなっていくんじゃないかと思います。
当然現物はカードとして持っていないと、もしもの時に困りますから、それは残るでしょうけど。

まとめ

結局、カードになった障害者手帳を手にするにはまだ時間がかかりそうなのがわかりました。

マイナンバーカードに色々な機能を統合する案も出ているので、障害者手帳単体をカードにするよりも、そちらが先になる可能性もありますよね。

ちなみに、紙の障害者手帳は残っていく方向のようです。

障害の種類など知られたくない人にとっては従来の手帳型の方が内容がみえにくいのでいいみたいです。
紙の方がいいと言う人の選択肢は残されているのです。


以上「障害者手帳のカード化、手に出来るのはまだまだみたいです」という記事でした。
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